ブログ記事
- ChatGPT
- アカウント移行
- Markdown
- Obsidian
- AI知識管理
- context.md
- AI運用
ChatGPTアカウント移行で最初に作るべき.md一覧|新アカウント初日のチェックリスト
"ChatGPTを新アカウントへ移行する際、整理済みMarkdownを使って再現性を素早く取り戻す方法を解説。context.mdなど初日に作るべき.mdファイルの優先順位と最小スケルトンをチェックリスト形式で紹介。初心者向け一覧。"
新アカウントで「またゼロから説明し直し……」を避けるために有効なのは、会話ログの丸ごと持ち出しではなく、整理済みの .md を渡すことです。初日に作るファイルを3つに絞るだけで、新しい ChatGPT でも再現性はすぐ戻ってきます。
今日の結論
- 2026年時点で会話履歴の別アカウント移行は不可。整理済み Markdown は移行できる
- Export(会話ログ保存)は AI の記憶移植ではなく、そのまま渡しても再現性は低い
- 初日は
.md3ファイルだけ作れば十分。履歴ではなく「文脈(コンテキスト)」を渡す
作らないもの(最初にやらないこと)
- Export ZIP / conversations.json の丸投げ:生ログにはノイズが多く、精度低下の原因になる
- 全会話を1つの巨大 md にまとめる作業:重要な情報が埋もれ、読み込みも重くなる
- Memory が自動で引き継がれる前提での運用:Memory の別アカウント移行は現時点で不可
初日に作る .md(優先度 S)
| ファイル名 | 目的(1行) | 新チャットで渡す? |
|---|---|---|
context.md | 文体・プロジェクト・禁止事項など「毎回説明不要」な共通文脈(コンテキスト=AIに毎回渡す背景情報)を集約 | ✅ 毎回 |
writing-rules.md | 文体、禁止表現、Markdown/SEO方針を明文化(context.md に統合して1ファイルにする選択肢もあり) | ✅ 毎回 |
project-context.md | プロジェクト概要、技術スタック、読者像、運用方針をまとめた文脈ファイル | ✅ 毎回 |
context.md 最小スケルトン
# context.md
## writing style
- です・ます調
- 一人称は「筆者」
- 専門用語は初出で一言補足
- Markdown 形式を優先
## 禁止事項
- 根拠のない断定
- 公式にない機能の記述
## project
- site: toolarc.jp
- テーマ: AI ツール活用 Tips
- 読者: ChatGPT / Claude を実務で使う人
writing-rules.md 最小スケルトン
# writing-rules.md
## 文体
- です・ます調、平易な日本語
## Markdown ルール
- h1 は1つ、h2 は最大5つ
- 箇条書きは3〜5行が目安
## SEO
- タイトルに主要キーワードを含める
project-context.md 最小スケルトン
# project-context.md
## プロジェクト概要
- (プロジェクト名・目的を1〜2行で)
## 技術スタック
- (使用ツール・フレームワーク)
## 読者像
- (ターゲットを1〜2行で)
## 運用方針
- (公開頻度・記事の方向性など)
1週間以内に足す .md(優先度 A)
prompts.md:記事レビュー、コードレビュー、DailyNote 分析など、よく使うプロンプトを貯める場所coding-rules.md:開発をする人向け。TypeScript・命名規則・過剰設計回避の方針など(開発しない場合は不要)article-templates.md:比較記事・初心者向け・トラブルシュート記事などの見出しテンプレ集source.md:記事1本ごとに作る設計メモ。テーマ・読者・問題・原因・改善・伝えたいことを事前整理する(詳細は別記事へ)
※ captions.md(画像キャプション管理)は画像付き記事を書く人向け・優先度 B。初日は不要。
新アカウント初回チャットに渡す順番
context.md(またはwriting-rules.mdを統合済みのもの)project-context.md- 今回のタスクに応じた
source.md(記事を書く場合) - 依頼文
まず共通文脈を渡し、次にプロジェクト固有の情報を添えてから、タスクを依頼するのが基本の流れです。
1分チェックリスト
- □
context.mdを作成した(文体・禁止事項・プロジェクト概要を含む) - □
writing-rules.mdを作成した(またはcontext.mdに統合した) - □
project-context.mdを作成した - □ Export ZIP / conversations.json の丸投げはしていない
- □ 全会話を1つの巨大 md にまとめる作業はしていない
- □ Memory が自動引き継ぎされる前提にしていない
- □ 初回チャットで
context.md→project-context.mdの順で渡した - □ 記事を書く場合は
source.mdも添付した
次に読む
- Hub 記事:ChatGPTアカウント移行——履歴より重要な「知識資産」の考え方
- スマホ向け手順:ChatGPT機種変更の引き継ぎ方法
- 履歴の切り分け:ChatGPTの検索履歴は別アカウントに引き継げる?今できる代替
- 移行後の再設定:ChatGPTのカスタム指示、初心者向けの書き方テンプレ
- 関連記事:Claude記事生成は「source.md」で精度が変わった
- ChatGPT共有リンクはURL渡しだけではAIが内容を読み込まない
- Obsidian Daily Notes ワークフロー(準備中)
- AI向け docs の重複管理(準備中)
※ 本記事の情報は 2026年5月時点の整理です。OpenAI の仕様は予告なく変更される場合があります。最新情報はOpenAI 公式ヘルプをご確認ください。