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Vercel独自ドメイン接続で詰まりやすいポイント5選【DNS設定完全チェック】
"Xdomainのネームサーバー未設定・DNSキャッシュ・Aレコード反映待ちなど、Vercelの独自ドメイン接続でよく詰まるポイントを実例つきで解説します。"
「Vercelにドメインを追加したのに、サイトが表示されない」——そんな状況で長時間詰まった経験はないでしょうか。
DNS設定は手順どおりにやったつもりでも、意外な落とし穴が多い箇所です。筆者自身もXdomainのネームサーバー設定を見落として、数時間ハマった経験があります。
この記事では、Vercelで独自ドメインを接続する際に詰まりやすいポイントを5つまとめます。エラーの原因が分からず堂々巡りになる前に、チェックリストとして活用してください。
今日の結論
- 詰まりの多くは「ネームサーバー未設定」「DNSキャッシュ」「反映待ち」の3パターン
- AレコードよりもVercel指定のネームサーバー設定を先に確認する
invalidやDNS_PROBEエラーはそれぞれ原因が異なる——焦って二重変更するのが一番危険
ポイント1:Xdomainでネームサーバーを設定しているか確認する
DNS レコード(Aレコードや CNAMEレコード)だけを設定して「完了」にしていないでしょうか。
Xdomainでは、ネームサーバー(NS)をVercel指定のものに変更する手順が別途必要なケースがあります。DNSレコードはあくまで「どのIPに向けるか」の情報であり、そのレコードを「誰が管理するか」を決めるのがネームサーバーです。
確認手順
- Xdomainの管理画面 → 「ドメイン設定」→「ネームサーバー」を開く
- Vercel側で指定されているNS(例:
ns1.vercel-dns.com)が入力されているか確認する - 空欄またはXdomain既定のNSのままになっていれば、Vercel指定のNSに変更する
ポイント2:VercelダッシュボードのNS表示と照合する
Vercelのダッシュボードには、ドメインごとに設定すべきネームサーバーが明示されています。ここの表示と、ドメイン管理会社の設定が一致しているかを必ず照合してください。
確認場所
- Vercel → Project → Settings → Domains → 対象ドメインの「...」→ DNS Records
表示されているNSレコードと、Xdomain側のネームサーバー設定が一字一句一致しているかを確認します。大文字小文字のミスや末尾のドット(.)の有無でエラーになるケースもあります。
ポイント3:invalid表示はネームサーバー未反映を疑う
Vercelのダッシュボードでドメインにinvalidと表示される場合、多くはネームサーバーが正しく設定されていない、あるいはまだ反映されていない状態です。
既存の記事「VercelのドメインがInvalidになる原因と対処法」でも解説していますが、invalidの主な原因はこの1点に集約されます。
対処の流れ
- ドメイン管理会社のネームサーバー設定を再確認
- 設定を保存してから最低30分〜数時間待つ
- Vercel側の「Refresh」ボタンで再確認する
設定は合っているはずなのにinvalidが続く場合は、DNSキャッシュの問題(ポイント4)も疑います。
ポイント4:ローカルのDNS_PROBEエラーはPCのDNSキャッシュを疑う
ブラウザでDNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAINやDNS_PROBE_FINISHED_BAD_CONFIGが出る場合、PCやルーターがDNS情報をキャッシュしたままになっている可能性があります。
DNS設定はサーバー側で更新されていても、手元の端末が古い情報を持ち続けることがあります。
DNSキャッシュをクリアする方法(Windows)
ipconfig /flushdns
DNSキャッシュをクリアする方法(Mac)
sudo dscacheutil -flushcache; sudo killall -HUP mDNSResponder
コマンド実行後、ブラウザのキャッシュもクリアしてから再度アクセスしてみてください。
ポイント5:Aレコードの反映は「待つ」のが正解
AレコードやCNAMEの変更は、反映に数十分〜最大72時間かかることがあります(DNSの仕様による)。
焦って設定を変更・削除・再追加すると、反映がリセットされてさらに時間がかかります。一度設定したら、まず24時間は待つのが現実的な対処です。
反映状況は以下のツールで確認できます。
- DNSChecker.org(世界各地のDNS解決状況を一覧表示)
nslookupコマンド(ターミナル)
nslookup yourdomain.com
チェックリスト(詰まったときに使う)
| 確認項目 | 対処 |
|---|---|
| Xdomainのネームサーバーを変更したか | Vercel指定のNSに変更する |
| VercelダッシュボードのNSと一致しているか | 一字一句照合する |
Vercelでinvalidが続いているか | ネームサーバー未反映を疑い、30分以上待つ |
ブラウザでDNS_PROBEエラーが出るか | PCのDNSキャッシュをクリアする |
| Aレコード変更後すぐ確認していないか | 24時間以上待ってからDNSCheckerで確認 |
まとめ
Vercelへの独自ドメイン接続でよく詰まる原因は、大半がこの5点に集約されます。
- Xdomainのネームサーバー設定が未実施
- VercelのNS表示と設定が不一致
invalid表示 = NS未反映(まず待つ)DNS_PROBEエラー = PCのDNSキャッシュ- Aレコード変更後は72時間待つ(二重変更しない)
設定が合っているのにつながらないときは、多くの場合「まだ反映されていないだけ」です。焦らず順番に確認してみてください。
Vercelのドメイン設定全体については、シリーズHub「サイト公開ガイド」もあわせてご覧ください。
免責事項: 本記事はVercelおよびXdomainの2026年6月14日時点の仕様にもとづいています。DNS設定の画面・手順は各サービスのアップデートにより変更される場合があります。最新情報は各公式ドキュメントでご確認ください。