ゲーム制作JavaScript学習|1か月目のスケジュールと進め方
ゲーム制作ロードマップでJavaScriptを選んだ初心者向けに、1か月目の学習スケジュールを週ごとに整理。環境構築の手順、最初の2週間を自分の手で書く理由、3週目からAIをコーディングパートナーにする流れをまとめました。
- JavaScript
- ゲーム制作
- 学習スケジュール
- Cursor
- AI活用
- 他2
ロードマップの比較で「JavaScriptでゲーム制作」という方向性は決まった。でも、いざ手を動かそうとすると、何から始めればいいのか分からなくなる人は多いはずです。
環境構築でつまずいて挫折した経験があると、次も同じことが起きるのではと身構えてしまいます。「AIを使ってプログラミングする」という言葉も、具体的に何をどう使うのかがイメージしづらい。最初の一歩を重くしている原因のひとつです。
この記事では、JavaScriptでのゲーム制作を1か月目から進めるための週ごとのスケジュールを、実際に手を動かす順番で示します。環境構築は最小限にとどめ、何を学び、何を作り、いつAIを使い始めるかを具体的に区切っているので、迷わず着手できるはずです。
今日の結論
- Cursorをインストールするだけで環境構築は十分。拡張機能は最初は不要
- 最初の2週間は、自分の手でコードを書いて動かす経験を積む
- 3週目からは、AIをコーディングパートナーとして自然に使い始める
- 毎週「学ぶこと」と「作るもの」をセットにすると、知識が定着しやすい
- 完璧を目指さず、小さく完成させることを優先する
はじめに:1か月目で目指すこと
1か月目のゴールは、JavaScriptの基礎を体に入れることです。変数や条件分岐といった文法を覚えるだけでなく、「コードを書いて、実際に画面が動く」という感覚を、最初の2週間でひととおり経験します。
そのうえで3週目からは、AIをコーディングパートナーとして使い始めます。学ぶ→作るの流れを週単位で繰り返すことで、1か月後には簡単なブラウザゲームがいくつか手元に残っている状態を目指します。

環境を用意する
なぜCursorなのか
このシリーズではエディタとしてCursorを使います。理由は「AIが使えるから」ではありません。CursorはVS Codeをベースに作られたエディタであり、VS Code自体がプログラミングやWeb制作の現場で広く使われている、いわば業界標準的な位置づけのツールだからです。
つまりCursorで学ぶことは、独自の学習用ツールに慣れることではなく、多くのエンジニアが実務で使っているのと同じ操作体験を積むことでもあります。AIコーディング機能が使えるのは、あくまで副次的なメリットです。
インストール手順(拡張機能なしでOK)
最初は拡張機能を何も入れなくて構いません。ファイルを保存し、ブラウザで開いて確認する、という一番シンプルな形からで十分です。環境構築の壁は、インストールひとつだけ。
- Cursorの公式サイトからインストーラーをダウンロードする
- インストール後、作業用フォルダを開く
- HTML・JS・CSSファイルを作成し、ブラウザで直接開いて表示を確認する
最初の2週間は自分の手で書く
最初の2週間は、AIに頼らず自分の手でコードを書きます。理由はシンプルで、「コードを書いて、プログラムが動く」という一次体験を最低限持っておくと、その後AIを使ってコーディングする際に、書かれたコードの意味を理解する解像度が上がると考えられるからです。
第1週:JavaScriptを始めよう
- 学ぶこと: JavaScriptとは何か、変数、データ型、計算、コンソールへの出力
- 作るもの: おみくじプログラム、簡単な計算プログラム
- 今週の目標: JavaScriptでプログラムを書き、動かすことに慣れる
まずはconsole.log()で文字や数字を表示するところから始めます。地味に感じるかもしれませんが、「書いたコードが画面に反映される」感覚を掴む段階です。手を動かす手順は、ゲーム制作JavaScript学習|第1週 hello・calc・omikujiで進めてください。
第2週:条件分岐と繰り返し
- 学ぶこと: if文、for文、while文、比較演算子
- 作るもの: じゃんけんゲーム、数当てゲーム
- 今週の目標: 条件によって結果が変わるプログラムを作れるようになる
if文とfor文が組み合わさると、一気に「ゲームらしい」動きが作れるようになります。じゃんけんゲームは判定条件の練習に、数当てゲームはループ処理の練習にちょうどよい題材です。
3週目からAIをコーディングパートナーにする
3週目からは、AIをコーディングパートナーとして使い始めます。大きな決断というより、新しいツールを一つ導入するくらいの軽い感覚で構いません。
ここで一点だけ触れておきたいことがあります。「まず自分で書いてから、詰まったところだけAIに聞く」「AIが書いたコードを読んで理解する」という使い方を、この学習段階での模範解答として勧めることはしません。学習の初期段階でこうした型を決めてしまうと、かえって手が止まりやすくなるためです。かといって、丸ごと任せることを推奨するわけでもありません。まずは実例を見ながら、自分に合う距離感を探ってみてください。
Cursorの具体的なAI機能(チャットやコード補完など)の名称や挙動は変更される可能性があるため、実際の操作は都度、画面の表示に沿って確認するようにしてください。
第3週:関数・配列・オブジェクト
- 学ぶこと: 関数、配列、オブジェクト
- 作るもの: クイズゲーム、スロットゲーム
- 今週の目標: コードを整理しながら、少し複雑なプログラムを書けるようになる
問題文と正解をオブジェクトの配列にまとめたり、選択肢をランダムに並べ替えたりと、これまでより一段階複雑な処理が登場します。ここからAIに設計の相談をしながら進めても構いません。
第4週:ブラウザを操作しよう
- 学ぶこと: HTMLとJavaScriptの連携、ボタン操作、キーボード入力、イベント処理
- 作るもの: カウンターゲーム、ボタンクリックゲーム
- 今週の目標: ブラウザ上の画面を自由に操作できるようになる

ボタンをクリックしたら数字が増える、キーを押したらキャラクターが動く。こうした「画面の反応」を自分で組めるようになると、ゲームらしさが一気に増します。
1か月目全体の流れは、以下の表のとおりです。
| 週 | 学ぶこと | 作るもの |
|---|---|---|
| 第1週 | 変数・データ型・計算・コンソール出力 | おみくじ、簡単な計算プログラム |
| 第2週 | if・for・while・比較演算子 | じゃんけんゲーム、数当てゲーム |
| 第3週 | 関数・配列・オブジェクト | クイズゲーム、スロットゲーム |
| 第4週 | HTML/JS連携・イベント処理 | カウンターゲーム、ボタンクリックゲーム |
まとめ・次に読む
1か月目は、環境構築を最小限にとどめ、最初の2週間で自分の手を動かす経験を積み、3週目からAIをコーディングパートナーとして迎え入れる、という流れで進みます。週数はあくまで目安なので、進みが早くても遅くても気にしすぎる必要はありません。
学習の方向性を決める前段階として、複数のロードマップを比較した初心者向けゲーム制作の学習ロードマップ5選もあわせてご覧ください。続いて読むなら、ゲーム制作JavaScript学習|2か月目のスケジュールと進め方へ進んでください。シリーズ全体の流れは、初心者のゲーム制作で学ぶプログラミング|3か月ロードマップでも確認できます。
本記事の内容は執筆時点(2026-08-15)の情報に基づきます。エディタや拡張機能マーケットプレイスの仕様は変更される可能性があります。学習の進み方には個人差があるため、週数はあくまで目安として捉えてください。重要な判断は公式ドキュメントで確認することをおすすめします。