ゲーム制作JavaScript学習|3か月目のスケジュールと進め方
2か月目までに1本のゲームを完成させた初心者向けに、3か月目の学習スケジュールを週ごとに整理しました。企画を固める第9週、完成させる第10週、仕上げの第11週、初めての公開に挑む第12週までの流れと、公開に向けた心構えをまとめています。
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2か月目でブロック崩しやシューティングゲームのどれか1本、最後まで遊べる形に仕上げた方も多いはずです。スコアが出て、ゲームオーバーになって、リスタートもできる。動くものは確かにできあがりました。
ただ、「動くもの」と「公開できるもの」の間には、もう少し距離がある。友人や家族に見せることを考えたとき、このままで大丈夫だろうかと不安になる人は少なくありません。企画を固めずに作り始めたゲームほど、仕上げの段階で何を直せばいいのか迷いやすいという事情もあります。
この記事では、3か月目の学習スケジュールを週ごとに整理します。企画を固め直すところから始め、完成、仕上げ、そして初めての公開までの4週間です。
今日の結論
- 3か月目のゴールは、初めてゲームを公開したという経験を得ること
- 企画(第9週)を先に固めることで、完成・仕上げの軸がぶれにくくなる
- 完璧な公開を目指さなくてよい。動く・遊べることを優先する
- 公開の詳しい手順は別記事に譲り、ここでは全体の流れをつかむ
- 公開してからの学び方は、関心が向いたときに次の記事で扱う
はじめに:3か月目のゴール
1か月目で基礎文法を、2か月目でCanvasとゲームループを積み上げてきました。3か月目に新しく学ぶ技術は、実はそれほど多くありません。中心になるのは、企画を固める力と、仕上げていく粘り強さです。
3か月目のゴールは、初めてゲームを公開したという経験を得ることです。完成度の高い作品を作ることが目的ではありません。自分が作ったものを、誰かが実際に触れる場所に出す。まずはその一歩を踏み出すことを優先します。

1か月目・2か月目と同じく、AIはこの4週間でも隣にいる相棒です。企画の言語化に付き合ってもらったり、仕上げの段階でバグの原因を一緒に探ったりする場面が増えていく。特別な使い方をする週というより、これまでの延長として自然に頼っていく形になります。
ゲームを企画し、完成させる
第9週:ゲームを企画しよう
- 決めること: ルール、操作方法、ゴール、世界観、必要な素材
- 今週の目標: 「何を作るのか」を明確にする
2か月目の第7週で、すでに1本のゲームは完成しています。ここで改めて企画を立てる理由は、次の段階で「何を直すべきか」を判断する軸を作るためです。ルールと操作方法とゴールが言葉になっていないと、仕上げの段階でどこまで手を入れればいいのか判断しづらくなります。
紙に書き出してもいいですし、AIに壁打ち相手になってもらいながら整理してもかまいません。「このゲームで一番面白いのはどの瞬間か」を一文で言えるようになったら、企画としては十分です。
第10週:ゲームを完成させよう
- 実装するもの: プレイヤー、敵、スコア、ライフ、ゲームオーバー、リスタート
- 今週の目標: 公開できるレベルまで完成させる
第9週で固めた企画に沿って、2か月目に作った土台を組み立て直していく週です。プレイヤーの操作、敵の動き、スコアとライフの管理、ゲームオーバーとリスタートの一連の流れを、通しで遊べる状態まで持っていきます。
実装で詰まったときは、エラーメッセージをそのままAIに渡して原因を切り分けるという、これまでの進め方をそのまま続けてください。3か月目だからといって、急にAIへの頼り方を変える必要はありません。
仕上げて、公開する
第11週:仕上げをしよう
- やること: バグ修正、デザイン改善、効果音、BGM、難易度調整
- 今週の目標: 他の人が遊んでも困らない品質にする
第10週まででゲームは一通り完成していますが、自分以外の人が遊ぶことを想定すると、見えていなかった粗が出てきます。操作の説明がなかったり、難易度が急に上がったり、効果音がなく手応えが薄かったりする、といった具合です。こうした点を一つずつ潰していきます。
全部を完璧に仕上げる必要はありません。「初めて遊ぶ人が詰まらずに最後まで進められるか」を基準に、優先順位をつけて直していくと迷いにくくなります。
第12週:ゲームを公開しよう
- やること: Webで公開する、感想を集める、改善点をまとめる
- 今週の目標: 「初めてゲームを公開した」という経験を得る
いよいよ公開の週です。公開先には、NetlifyやGitHub Pagesといった無料で使えるサービスがよく使われます。具体的な設定手順は別記事にまとめる予定なので、ここでは詳しくは扱いません。
筆者が実装時に確認した範囲では、こうした無料ホスティングサービスは、デプロイ直後だと反映まで数分待つケースがある。焦って何度も設定をやり直す前に、少し時間を置いて再読み込みしてみるとよいでしょう。
公開できたら、家族や友人に遊んでもらい、感想を集めてみてください。「ここが分かりにくかった」という声は、次の改善のヒントになります。初めて公開したという経験こそ、この3か月でいちばんの資産。
3か月目全体の流れは、以下の表のとおりです。
| 週 | やること | 今週の目標 |
|---|---|---|
| 第9週 | ルール・操作方法・ゴール・世界観・素材を決める | 「何を作るのか」を明確にする |
| 第10週 | プレイヤー・敵・スコア・ライフ・ゲームオーバー・リスタートを実装 | 公開できるレベルまで完成させる |
| 第11週 | バグ修正・デザイン改善・効果音・BGM・難易度調整 | 他の人が遊んでも困らない品質にする |
| 第12週 | Webで公開する・感想を集める・改善点をまとめる | 「初めてゲームを公開した」という経験を得る |
まとめ・次に読む
3か月目は、企画を固め直す第9週から始まり、第10週で完成、第11週で仕上げ、第12週で初めての公開に挑むという流れで進みます。ゲームは公開して終わりではなく、遊んでもらいながら改善を重ねることで、より良いものになっていきます。
2か月目の学習スケジュールは、ゲーム制作JavaScript学習|2か月目のスケジュールと進め方で整理しています。1か月目は、ゲーム制作JavaScript学習|1か月目のスケジュールと進め方を参照してください。公開の詳しい手順(NetlifyやGitHub Pagesでの設定方法)は準備中です。公開してからの学び方に関心が向いたら、次の記事(準備中)もあわせてご覧ください。シリーズ全体の流れは、初心者のゲーム制作で学ぶプログラミング|3か月ロードマップから確認できます。
本記事の内容は執筆時点(2026-08-12)の情報に基づきます。学習の進み方には個人差があるため、週数はあくまで目安として捉えてください。公開先サービスの仕様や料金は変更される場合があるため、重要な判断は公式ドキュメントで確認することをおすすめします。